双方向のケーブルテレビ
1990年代から「都市型ケーブルテレビ」が次々と開局していきました。
これは加入者側からケーブルテレビのセンターに向けてデータを送信できるという双方向のシステムを導入したケーブルテレビです。
双方向でデータが送受信できるようなホームターミナルを使うことで実現したものです。
このシステムをケーブルテレビが実現したことによって、以前はテレビの視聴者に対して紙などでアンケート調査していたものが、リアルタイムに調査することができるようになりました。
このシステムを使うと簡単に視聴率を知ることができますし、アンケートを集計することもできます。
中でも「ペイ・パー・ビュー」はケーブルテレビで放映している番組の中で有料となっているコンテンツに対して行う課金方法で、視聴者が視た番組に対して課金していく方法です。
アメリカなどでは1980年代からすでに始まっていたサービスです。
もうひとつ「ビデオ・オン・デマンド」は、電子レンタルビデオをとも呼ばれるもので、視聴者がみたいときにみたい映像を視聴できるサービスです。
一般の放送ではできないような、映像を停止したり一時停止したり早送りしたりなどの操作が行えるものです。
視聴するのに利便性が高いサービスです。
多くのケーブルテレビがこの「ビデオ・オン・デマンド」をテレビのサービスに付随する形として提供しています。
この双方向の通信機能を活かして、プロバイダ事業や回線交換方式の電話やIP電話事業をしている業者もたくさんいます。